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【線維筋痛症を治す】思考の整理をしたら9割方回復したのでその方法について

線維筋痛症と診断されてから1年半がたちました。

今は痛みを感じることが少なくなり、
主治医からも「もう治るね!」といわれるくらい9割方回復してきました。

そこで、線維筋痛症の回復に効いた「思考の整理方法」についてお話したいと思います。
少しでも回復のヒントになれば嬉しいです。

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発症のきっかけはあっても原因ではない

心身にストレスがかかった状態が続いていたところに痛みを引き起こすような経験が重なり、
心身が許容できる限界を超えることで発症するものだと考えられます。
出典:線維筋痛症がよくわかる本 全身を激しい痛みが襲う

今まで困難にぶつかっても、自分が頑張ればなんとか乗り越えられました。
しかし、線維筋痛症を発症したときは、自分の努力ではどうにもならない他人に長年にわたり振り回されていました。
自分がどんなに解決のために努力しても無駄に終わり、どんどん思考の余裕がなくなっていきました。

そんな時、残業が続き、ついに線維筋痛症の発症してしまいました。

発症のきっかけはあったにしても、それよりも前に発症の原因が積み重なっていたのです。
病院でもらった薬で症状がいったんは良くなりますが、
原因となったストレスを自分で解決させなければ病気は完全に治らないと思い、
自分がストレスと感じることを知るために思考の整理をしてみました。

自分にとってストレスとは何かを知る方法

「自分にとってストレスは何か?」なんとなくわかっていてもしっかりと考えたことはありませんでした。
そこで、今頭の中にあることをとにかく紙に書き出してみました。

<自分を知るためにカテゴリー別に書き出す>

カテゴリーとして「得意なこと」「好きなこと・快適なこと」「苦手なこと」「嫌いなこと・不快なこと」にわけて書き出してみました。
下記は例なので、実際はもっと多くのことを書きました。

黄色のカテゴリーは、自分にとって良いストレスを感じることができること、
一方青色のカテゴリーは悪いストレスを感じることということがわかりました。

<今していることに当てはめてみる>

なぜ海外一人旅が好きなのかがはっきりわかりました。
良いストレスしかありません!

逆に、会社は得意なことが活かせても、嫌いなことや不快なことのせいで、悪いストレスとなっていることがわかります。

悪いストレスからとにかく離れよう!

私にとって悪いストレスは「会社」ということがわかりましたが、生活のため辞めることはできません。
転職しようにも、症状が悪化していたので日々の生活を送ることで精一杯で上手くいきませんでした。
休職しようと人事に相談に来ましたが、お休みできませんでした。

家にいても会社のことが頭をよぎり、心が休まらない状態にいました。

そこで、根本的な解決ではないのですが、物理的に会社から離れてみることにしました。
今まで会社に近い場所に住んでいたので、会社から離れた場所で住んでみたいと思っていた好きな街に思い切って引っ越してみたんです。

線維筋痛症の症状がある中で、引っ越し作業をすることは大変かと思いましたが、
やはり心が望んでいることなので、どんどん作業がはかどり全く大変ではありませんでした。

物理的に会社から離れた結果、プライベートの時間に会社のことを思い出すことが少なくなりました。
そのおかげで頭をしっかりと休めることができ、心にも余裕が生まれました。
少しずつですが、会社の良いところも見つけることができるようになりました。

また、精神的に会社から離れるきっかけとなったのは「会社を年度末に辞めよう」と決意した時です。
人事に相談に行っても休職ができなかった時に決意した瞬間から、心の荷がおりたように楽になれたんです。
きちんと自分の仕事はやりますが、職場の和を保つために気を使ったり、他人の仕事を気にしたりということをやめました。
「もうどうでもいい‥。」

自分の良心に反しましたが、そこまで追い詰められていたのだと思います。
辞めようと思っていたのに、それからどんどんと症状が良くなっていったので、
今も同じ会社で働いています。

心に余裕ができたことで、それまで「~でなければならない」と固執し自分を苦しめていたことが、
気にならなくなり、結果として良い方向にいきました。

回復していくにつれ、痛すぎて生きることがめんどくさいと思っていたことがずいぶんと昔のことに思えるようになっていきました。

まとめ

自分が嫌なこと・不快なことからとにかく離れて、
好きなこと・快適なことに自発的に近づくようにしていけば、線維筋痛症から回復できました!!

症状があるなか、何をするにも大変だと思います。
自分が望んでいることは、一度はじめてしまえば案外早くことは進むものですよ。
皆さんの線維筋痛症からの回復を願っています。

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