ガウディがまだ無名の学生時代に建築に携わった噴水が「シウタデリャ公園」にあります。
私はガウディが初めて手掛けた有名な建築物とはつゆ知らず「とても美しい噴水だな~」と心奪われたのですが(笑)
後からガウディの建築物と知り納得しました!
ガウディ建築を見に来た方に、ぜひ見て頂きたい建築物です。
入場料無料で入れる公共の公園です。
シウタデリャ公園の場所
有名なバルセロナ凱旋門をくぐり抜けて進むこと5分で公園に着きます。
バルセロナ凱旋門では、ミュージシャンや大きなシャボン玉をつくる人など、大道芸人がたくさんいてとても賑やかでした。
ヤシの木があって南国な雰囲気。
シウタデリャ公園の名前の由来
シウタデリャ公園の名前の由来は、この地に18世紀には巨大な要塞が築かれていおり、その要塞の名がシウタデリャだったからです。
政府による圧政時代の象徴であったため、バルセロナ市民からは嫌悪されていました。
しかし、1888年にはバルセロナ万博会場として使用され、それからは現在のような愛される公園へとなりました。
南国に来たかのような雰囲気。
ガウディ建築の噴水の場所
シウタデリャ公園に入ってから3分ほどで、ガウディが建築した噴水に到着します。
とても広い公園なので、道を間違えると大変です。
よくGoogle Mapを見ながら進むといいと思います。
ガウディが初めて手掛けたシウタデリャ公園の噴水に到着しました!
ガウディはギリシア神話をモチーフにして噴水を設計しました。
ローマのトレヴィの泉に影響を受けてつくられたそうです。
特徴的なのは水を吐き出す4匹のドラゴンです。
4匹とも微妙に表情が異なるという、いかにもガウディらしいこだわりがあります。
両側にある階段で二階に上がることができます。
二階からの眺めがこちらです。
下を見下ろすと見晴らしの良さにうっとりしました。
でも、他にも写真を撮りたい観光客の人々が待っているので、少ししか見れませんでしたが。
噴水の天辺の黄金の馬の像は遠くからでも光輝いています。
2010年に改装されたのでとても綺麗でした。
ガウディにインスピレーションを受けたモニュメント
シウタデリャ公園を後にして、ノルテ駅へ向かっているとエスタシオ デル・ノルト公園 に着きました。
シウタデリャ公園の隣の公園です
またしてもガウディを思い起こさせるモザイクタイルを使った巨大なモニュメントがありました。
やはりBeverly Pepper氏が、ガウディのタイルモザイク彫刻にインスピレーションを受けて造られたものだそうです。
子どもたちはそこに乗って遊んでいました。
贅沢な遊び方ですよね。
コメント