私はメスのコザクラインコ(1歳)を飼っています。
とってもよく懐いていたのに、発情期になり卵を産んでから、急に狂暴になってしまいました。
ケージに近づくだけで、威嚇するようになったんです。人(インコ)が変わったように‥。
卵を守るための本能とはわかっていても辛かったです。
その後1ヶ月経っても抱卵行動(卵を温めるため体を震わせじっとしている)は続きました。
ある日、ケージを開けてみたら血が出るほど噛みつかれてしまいました。
本当に途方にくれました。あんなに懐いてたのに…。
それが、これからお伝えする3つの方法を試してみたら、次の日から手乗りに戻ったんです!
「こんな急に変わるものなのか!」というぐらい劇的な変化で驚いています!
すでに試していたこと
・最後の産卵が終わって20日経過後に卵を撤去
・紙クズを集めて作っていた巣の撤去
・ケージの置き場所を変える
・放鳥時に紙ちぎりをさせない、本など紙のものを隠す
上記のことを試しても発情期(抱卵行動)は止まりませんでした。
①ケージの置き場所を変え床に置く
鳥は変化を好まない動物だそうです。
発情しているということは、安心できる環境にいるということなので、
あえて今の環境に変化を与え「落ち着けない」状態にさせました。
ストレスを与えることになるので、ちょっとかわいそうですが…ここは我慢!
うちのインコの場合、ただケージの場所を変えただけでは変化がなかったので、
ケージを置いていた台から降ろして直接床に置いてみました。
そしたら、急にソワソワし始め「キュゥ。キュゥ…。」と不安そうな鳴き声をし始めたんです。
鳥だから高いところにいるのが普通なのに、床に置かれたから不安になったんでしょうね。
この不安が効いたのか、すぐにくちばしをケージ越しになでさせてくれました。(数分前は指を噛んでたのに)
②高カロリーの種をぬいて与える
うちのインコは高カロリーの種が大好きです。他のエサは嫌々食べている感じです。
実は、ひまわりの種、サフラワー、麻の実は高カロリーなんです。
高カロリーのエサを与えすぎると発情を促進させてしまうので、
かわいそうですが大好きな種を抜いたヘルシーなエサを一時的に与えるようにしました。
③寝かせるときは静かで明かりが入らない場所へ移動させる
鳥は日照時間が長くなる春に産卵します。
日が落ちたら寝かせないと春と勘違いしてしまうんです!
私が寝るのは午後11時くらい。
午後7時位には部屋の明かりが入らないよう、ケージにブランケットを掛けてましたが、
隙間から光が入ってしまったり、音で起こしてしまっていたのかもしれません。
そこで、寝かせるときは暗くてリビングからの物音が聞こえない廊下に移動させることにしました。
前までは物音がするたび「ピッ」と鳴いていたので起こしてしまっていましたが、今は熟睡できているようです。
翌日から手乗りインコに復活!!
3つの方法を実践した結果、
なんと翌日には、なでさせてくれました!
優しい目つきになっている
まさかこんなに早く手乗りに戻るなんて思ってなかったので、感無量でした。
もうなでさせてくれないかも…とも思っていたので。
私がもう少し配慮してあげればこんなに発情期が長引くことはなかったのかもしれません。
発情期が続くと特にメスは卵を産むので体に大きな負担をかけることになります。
最悪の場合、卵が詰まって死んでしまうこともあります。反省です。
インコが噛みつくようになってお困りの飼主さんに、3つの対処法をぜひ試してみてほしいです。
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