ガウディ設計のカサ・ミラ(Casa Mila)。
世界遺産でありながら、今も現役のマンションなんです!
ガウディの建築物に住めるなんてどんな気持ちでしょう。
とっても興味がわいてバルセロナのCasa Milaカサミラに行ってきたのでレビューします。
現役のマンションであるカサ・ミラの賃貸料
完成当時は、高額な家賃に加えて、外観が剥き出しの石に見えるため評判が悪く、なかなか入居者が集まらなかったそうです。
そこで「3世代に渡って値上げをしない」という契約条件に変更し募集をして、やっと入居者が集まるようになったそうです。
そのためカサ・ミラの賃貸料は現在でもたったの月1200€。
日本円で約15万円程度という驚きの安さです!
カサ・ミラのチケット予約方法
カサ・ミラのチケットは2種類あり、日時指定なしで好きな時に優先レーンから入場できる「La Pedrera by day Premium(29€)」と、日時指定ありの「La Pedrera by day(22€)」です。
私はネットで事前に日時指定ありの「La Pedrera by day(22€)」を購入しました。
カサ・ミラ公式のチケット予約ページで購入しのですが、下記のHPを参考にして簡単に購入することができました!
チケット予約時に参考にしたHP
日時指定ありチケットの入口の場所
日時指定ありのチケットの入口は、正面の入口ではありません!
プルベンサ通り側(Carrer de Provenca)にある入口から入場します。
朝一番の9時に予約し15分前に着いたのですが、まだ入場レーンが立てられておらず、並び場所が分かりづらかったです。
写真のように内部にレジが置いてあるのが見える場所の入口から、入場することになるのでぜひ参考にしてください。
近くに大きな鉄の扉があるのですが、そこは入り口ではありませんので注意です!
入場レーンは、すでにチケットを持っている「With Ticket(チケット保有者)」と当日券を購入する「Without Ticket(チケットなし)」の列に分かれてならびます。
「With Ticket(チケット保有者)」は道路側、「Without Ticket(チケットなし)は建物側にならびます。
日時指定ありチケットの入口に並ぶ人々
入場したらまずオーディオガイドを借りる
入場しチケットをカウンターの係員に見せると、すぐ右側に荷物検査があります。
荷物検査を終えると、すぐオーディオガイドのレンタルカウンターが目に入ると思います。
日本語も対応していて理解しやすかったです。
係員に何語が良いか聞かれるので「Japanese」と答えてかりましょう。
最初に絶景の屋上へ
オーディオガイドを聞きながら、階段を上りまず屋上に向かいます。
8階建てのマンションなので、階段を上るのは、けっこう良い運動になります(笑)
カサ・ミラの観光、履きなれた靴で行きましょう!
屋上は起伏があってくねくねしていて、まるで生きているよう。
こんな屋上みたことない!
真ん中はぽっかりと穴が開いていたのですが、各部屋に光が入り込むために設計されたそうです。
とても見晴らしが良くバルセロナの街を見下ろすことができます。
波打つ屋上
カサ・ミラからバルセロナの街を見下ろす
ガウディ建築物の博物館を見学
屋上の見学が終わたら、階段で下に降りていきます。
ガウディ建築物の博物館がありました。
ここでもオーディオガイドで詳しい説明を聞きながら見学することができます。
ガウディの建築物というと、どうしても見た目にインパクトがあるので、耐久面や機能面は二の次なのかと思って居ました…。
(ガウディさんすみません!)
なんとガウディは数字や方程式などを使わず、逆さ吊り模型を用いて丈夫な構造を設計しました。
また、「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない」と考え、動物や植物など自然をデザインのヒントとしました。
さらにガウディは、人間工学という言葉ができる前に、すでにガウディは人が自然な状態で使えるように設計をしていたのです!
カサ・ミラのマンション内部
光の反射を良く考えられていて、光が効率よく取り込まれ明るい部屋が多かったです。
デザインもさることながら、動線も良く考えられていて、効率よく家事ができるように考えられたキッチンや寝室と廊下から入ることができるバスルームなど現在に通じる工夫がたくさんありました。
ガウディの建築が時代の先をいっていたことが良くわかりました!
カサ・ミラに住むことができたら、毎日楽しいだろうなと想像しながら、見学していました。
カラフルな壁面のグラデーションがなんとも美しかったです。
カサ・ミラにあるカフェで一息
カサ・ミラの正面入り口の左側にカフェがあったので、カプチーノをオーダーし一息しました。
El Cafè de la Pedreraというカフェです。
ご飯も食べるなら、二階にあがるといいです。
メニュー表は、二階のテーブルには置いてありました。
一階は飲み物だけオーダーする人向けのようです。
一階部分の窓際に座ったのですが、地上より低く表を歩く人々の足元が良く見えて不思議な眺めでした。
でも、目線が合わないのでとても落ち着く(笑)
カプチーノ美味しかった!
ガウディの建築物内でカプチーノが飲めるなんて思わなかったので、とても貴重な時間を過ごすことができました。
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