バルセロナのゴシック地区のシンボルでもある「カテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)」いってきました。
日本人にとってバルセロナといえば、サクラダファミリヤのイメージが強いですが、現地の人にとっては「カテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)」だそうです。
それほど特別な場所です。
場所と行き方
4号線のJaume I(ジャウマ・プリメ)駅から徒歩3分です。
入場方法と入場料
とても人気があり長蛇の列が入口前から続いているはずなので、そこに並びます。
私は30分ほど並びました。
入口前で荷物のセキュリティーチェックを受けてから、入場料7€(約830円)を支払います。
ゴシック様式の美しい内部
入場すると天井が高く荘厳な雰囲気に圧倒されました!
カターニャ・ゴシック様式の聖堂内部はとても美しかったです。
ステンドグラスが美しい中央祭壇の地下には、バルセロナの守護聖人「聖エウリア」が眠っています。
聖エウリアは、西暦290年バルセロナで生まれました。
当時は大国ローマは台頭するキリスト教徒たちに脅威を覚え、厳しい弾圧を加えていたそうです。
エウラリアはキリスト教の信仰を捨てるのを拒み続けたために、ローマ人によって13の拷問を受けます。
そして、わずか13歳で亡くなりました。
エウラリアの遺体が収められた棺はカテドラルの地下霊廟で目にすることができるそうです。
私は知らなかったので見ることができなかったのですが、これから行く方はぜひご覧ください。
ガチョウがいる中庭
カテドラル内部から木製の扉を抜けて中庭回廊へと足をすすめると、ヤシの木やオレンジの木が植えられた美しい中庭へと出ました。
噴水の下には、なんとガチョウがいました!
他の大聖堂では見られない光景だったのでびっくりです。
なぜガチョウがいるのか?
それはかつて聖エウラリアがガチョウの世話をしていたためと言われています。
また、カテドラルの建設中に泥棒が忍び込もうとしたときに、飼っていたガチョウが騒いで盗難を未然に防ぐことができたからとも言われています。
ガチョウは13羽いるのですが、この数は彼女が13歳で殉教したこと、彼女が受けた13の拷問にちなんでいるそうです。
回廊には美術館の入口もあるのですが、そこは別料金です。
展望台のエレベーターの場所
なんと展望台にあがることもできます!
エレベーターの場所がわかりにくいので、場所を解説している動画をのせます。
エレベーターに乗る前に、入場券の半券を見せて、エレベーターで展望台へ上がります。
展望台では、カテドラルの塔を目の前で見ることができ、バルセロナの市内も見渡せ、サグラダファミリアも遠望できます。
それまで歩いてきた雑踏とは別世界の静けさです。
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