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100均より安い!レジ袋有料化で真剣に比較してみた!

令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化が行われました。
近隣のスーパーでも今まで無料だったレジ袋が、大は5円、小は3円と有料になりました。

レジ袋はゴミ出しに使っていたので、「困ったなぁ」と思いながらも買い物の際はマイバックを使っていました。
最近ストックのレジ袋が底を尽き、ゴミ袋を100均に買いに行ったのですが、ふと疑問がわきました。

「レジ袋(大)と同じ大きさのゴミ袋が、たったの20枚入り。110円で買ったら一枚5.5円。」
「あれ…有料のレジ袋を買った方が安くない…?」

ということで比較してみることにしました!

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レジ袋(大)と同じ大きさの100均ゴミ袋

スーパーのレジ袋(大)と同じ大きさで持ち手付きのゴミ袋が欲しかったので、100均のキャンドゥで探した結果こちらが同じくらいの大きさでした。

商品名は「ひっかけて結べるゴミ袋」で、25リットル(半透明)で20枚入りです。

100均キャンドゥのひっかけて結べるゴミ袋は25ℓ(半透明)で20枚入り

左がスーパーのレジ袋(大)で、右が100均キャンドゥのゴミ袋です。

スーパーのレジ袋(大) 340 × 150 × 580mm
100均の持ち手付きゴミ袋 330 × 170 × 600mm

レジ袋(大)と100均のゴミ袋の大きさを比較

レジ袋(大)の大きさの目安

レジ袋(大)は、1.5リットルのペットボトルがちょうど6本入る大きさです。
容量でいうと、25リットルです。

サイズでいうと、レジ袋の大は、関東60号・関西50号というサイズです

ちなみに、この記事ではわかりやすく「レジ袋(大)」と表記していますが、実際のスーパーでは「LLサイズ(特大)」の扱いでした。
レジ袋(大)の大きさの目安

レジ袋と100均ゴミ袋の厚さを比較

大きさは同じなんですが、スーパーのレジ袋と大きな違いがありました。

それは「厚さ」!

スーパーのレジ袋は、100均のゴミ袋より厚くてしっかりしています。
100均のゴミ袋は、なにかに引っかかったらすぐに破れてしまいそうなほど薄くて頼りない…。

スーパーのレジ袋の実際の厚さはわからないのですが、ネットで調べたところ 0.02mmとみられます。
百均のは 0.015mmなので、その差 0.005mm。

数字で見ると大したことなさそうですが、実際に厚みを比べると大きな違いです!

スーパーのレジ袋の厚さ 0.02mm
100均の持ち手付きゴミ袋の厚さ 0.015mm

スーパーのレジ袋
スーパーのレジ袋のビニールの厚さ

100均の持ち手付きゴミ袋

100均のゴミ袋のビニールの厚さ

100均よりスーパーで有料のレジ袋を買う方が安い

スーパーでレジ袋(大)を購入すると5円、100均で同じ大きさのゴミ袋買うと5.5円。
その差「0.5円」。
スーパーでレジ袋(大)を購入した方が安いし、わざわざゴミ袋を買う手間が省け、エコバックを持ち歩く必要もなく、100均のゴミ袋より厚くて質の良いものが手に入ります。

結論として、スーパーのレジ袋を購入した方が良いことが分かりました。
でも、国の方針と逆行しているような結論になってしまって、果たしてこれでいいのか…。

レジ袋有料化の目的とは

経済産業省のHPを確認して、レジ袋有料化の目的を調べてみました。

私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
出典:経済産業省HP

レジ袋有料化の目的は、プラスチックの過剰な使用の抑制が目的ということがわかりました。

レジ袋を再利用しないで捨ててしまったら、プラスチックの過剰な使用になってしまいます。
しかし、レジ袋をゴミ袋として再利用するならプラスチックの過剰な使用の抑制になっています。

ゴミ袋としてレジ袋を購入するより安く手に入れるために、必要以上な枚数を購入してしまったら意味がありませんよね。

私個人の意見ですが、レジ袋購入しゴミ袋として再利用することはプラスチックの過剰な使用の抑制につながると思います。
なので私は、レジ袋を購入して必要以上にゴミ袋を購入しないというライフスタイルを選ぶことにしました。

ネット販売だとレジ袋はいくら?

ネットで購入する場合、レジ袋(大)の大きさのゴミ袋は一枚いくらになるか調べてみました。

Amazonのベストセラーになっているジャパックスのレジ袋(RE-60)は、100枚入りで1044円でした。(2020年7月10日現在)
一枚10.4円です。

100均で購入するよりも割高になってしまいました。
そしてやはり、スーパーのレジ袋(大)を5円で購入したほうが断然安いです!

新型コロナウイルス感染予防にもなる

全世界に猛威を振るっている新型コロナウイルス。

アメリカやヨーロッパでは、以前からエコバッグの使用が一般的ですが、新型コロナウイルス感染症の流行後、アメリカのいくつかの州で「接触感染のリスクがある」としてエコバッグの使用が禁止されています。
また、これまで禁止していた使い捨てポリ袋(いわゆるレジ袋)の使用を解禁した州もあるそうです。

やりすぎと考える意見もありますが、プラスティックの表面には最大72時間ウイルス活性があることを示した研究結果もあるので、感染リスクが低くなるならエコバックではなくレジ袋を買った方がいいのではないかと思ってしまいます

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